副作用で服用を続けられない場合の制度

レバクリの公式サイトによると、全額返金保証制度は、治療を始めた直後に副作用が出て、服用を続けられないと診断された人に、初回に支払った薬の料金を返す制度です。レバクリでの男性AGAの契約が初めて(1か月分だけの注文も含めて)で、定期配送で決済していることが条件です。申請の期限は、定期配送の初回の契約日から16日以内です。医師が症状を初期脱毛、多毛症、肝機能障害、男性機能の低下、外用薬によるものと判断した場合は、対象になりません。

どんな制度か

レバクリでは、支払い手続きが済んだ薬は、原則としてキャンセルも返金もできません。公式サイトのよくある質問は、その例外として、全額返金保証制度の対象になる場合は返金できるとしています。

男性AGAのページによると、この制度は、治療を始めた直後に副作用が出て、服用を続けられないと診断された人を対象にしています。返金の対象は副作用によって服用を続けられない場合で、どんな理由でも返金される制度ではありません。

対象になる条件

公式サイトは、次の条件をすべて満たす人を対象としています。

初めての契約 レバクリの提携先の医療機関で男性AGAの診察を受け、レバクリでの男性AGAの契約(単発の注文を含む)が初めてであること
定期配送で決済 男性AGAのプランを、1か月、3か月、6か月、12か月、24か月ごとのいずれかの定期配送で決済していること
申請の方法 公式サイトが指定する申請フォームから申請すること。フォーム以外での申請は受け付けられない
申請の期限 定期配送の初回の契約日(注文日)から16日以内に申請すること。初回の契約日を1日目として数え、1月1日に契約した場合は1月16日が期限
診察での判断 申請から4日以内に診察を受け、患者と医師の双方が、副作用のため服用を続けるべきではないと判断すること
薬の返送 再診から7日以内に、手元にある薬(定期配送の薬と、同時に注文した単発の薬)をすべて返送すること

1か月分だけの注文(定期配送ではない注文)だけで決済した場合は、2つ目の条件に当たりません。以前に1か月分だけの注文をしたことがある人は、1つ目の条件に当たりません。レバクリを退会している場合も、対象外とされています。

対象にならない症状

公式サイトは、医師が副作用の症状を次のいずれかによるものと判断した場合は、対象外としています。

  • 初期脱毛
  • 多毛症
  • 肝機能障害
  • 男性機能の低下
  • 外用薬

このうち、男性機能の低下と肝機能障害は、公式サイトのプランのページがフィナステリドとデュタステリドの副作用に挙げている症状です。初期脱毛と多毛症は、ミノキシジルの内服薬の副作用として挙げられています。主な副作用として案内されている症状の多くが、制度の対象にならないことになります。ミノキシジルの内服薬の副作用として挙げられている血圧の低下、動悸、むくみなどは、対象外の症状には挙がっていません。

返金される額と、申請したあとのこと

公式サイトに書かれている決まりは、次のとおりです。

  • 返金されるのは、初回の決済で支払った男性AGAの薬の料金だけで、すべての薬の返送が確認されたあとに返金される。返金の対象として書かれているのは薬の料金で、配送料は挙がっていない
  • 同時に注文した外用薬も、すべて返品と返金の対象になる
  • 返送に使う梱包材は自分で用意し、返送の費用も自己負担になる
  • 診療にかかった電話代やインターネットの通信費は、返金の対象にならない
  • 申請すると、決済済みの男性AGAの定期配送は解約される
  • 申請は1人1回に限られる
  • 申請のあと、内容が確認されしだい、メールか電話で連絡がある

公式サイトは、制度の全部または一部が予告なく変わることがあるとしています。申込みの前と、申請の前に、公式サイトの最新の記載を確かめてください。

期限は初回の契約から数える

申請の期限は、定期配送の初回の契約日(注文日)を1日目として16日以内です。1か月ごとの定期配送では、公式サイトによると、2回目の決済は初回の決済から20日後です。申請の期限は注文日から、2回目の決済は初回の決済から数えます。起点が違うため、注文日を控えておいてください。

返金の申請 定期配送の初回の契約日から16日以内(初回の契約日を1日目とする)
申請のあとの診察 申請から4日以内
薬の返送 再診から7日以内
1か月ごとの定期配送の2回目の決済 初回の決済から20日後

定期配送の決済日と解約の期限は、記事「レバクリの定期配送 2回目の決済日と解約の期限」にあります。

副作用かもしれないと思ったら

公式サイトは、薬を使って体に異常を感じたときは、使用を中止して、担当の医師に相談するよう案内しています。再診は、マイページから予約します(よくある質問)。問い合わせ窓口の対応時間は、平日10時〜17時(土日祝と年末年始は休み)です。症状が強いときや急ぐときは、返信を待たずに近くの医療機関を受診してください。

公式サイトは、海外製の内服薬など国内で承認されていない薬について、重い副作用が出ても国の医薬品副作用被害救済制度の対象にならないと明示しています。制度のしくみは、記事「医薬品副作用被害救済制度の基礎知識」にあります。

申込み前に確かめること

以下は、公式サイトの記載を踏まえた、このサイトからの提案です。

  • 定期配送で申し込むか、1か月分だけの注文にするか(制度の対象は定期配送の決済)
  • 定期配送の初回の契約日(注文日)と、申請の期限(契約日を1日目として16日目)
  • 処方される薬の主な副作用と、そのうち制度の対象外になる症状
  • 国内で承認された薬か、未承認の薬か
  • 体調が変わったときの連絡先と、受付の時間

次に読む

レバクリの基本情報と注意点

2026年10月14日に確認したレバクリの公式サイトの記載です。料金や条件は変わることがあります。申込みの前に、公式サイトの最新の表示を確かめてください。

診療を行う医療機関医療法人社団リフィルパートナーズ(リフィルクリニック、東京都渋谷区渋谷一丁目6番8号 渋谷井上ビル5階)。予約と受診のサービスを運営しているのはレバレジーズ株式会社
治療内容医師がビデオ通話で診察し、処方された薬が自宅などに届く。男性AGAで扱う薬は、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの内服薬(2つの成分を1錠にした合剤を含む)と、ミノキシジルの外用薬。公的医療保険が使えない自由診療
標準的な費用オンライン診療の診察料は0円(対面診療になった場合は別にかかる)。内服薬の薬代は、1か月ごとの定期配送で1回3,465円から10,395円(配送料は別)で、薬と製造国によって変わる。まとめて受け取るほど1か月あたりの額は下がるが、1回に支払う額は大きくなる。配送料は1回550円(6か月ごと以上の定期配送は1,100円)。外用薬の薬代は、ミノキシジル外用5%が1本6,232円、ミノキシジル外用15%が1本9,394円
主なリスク・副作用公式サイトが薬ごとに挙げている副作用は、次のとおり。
  • フィナステリド、デュタステリド(内服)は、男性機能の低下(性欲の減退、ED、精液の量の減少など)、肝機能障害。海外で報告されているものとして、性機能障害(持続するものを含む)、抑うつ、自殺念慮、じんましん、乳房の肥大や圧痛など
  • ミノキシジル(内服)は、初期脱毛、多毛症(ひげや産毛などの体毛が濃くなる)、血圧の低下、心拍数の増加、動悸、頭痛、めまい、体重の増加、手足のむくみなど。海外で報告されているものとして、頭皮のかゆみや炎症、胸痛、低血圧など
  • ミノキシジル(外用)は、皮膚の赤み、かゆみ、フケなど
内服薬の全般について、むくみ、頭痛、めまい、倦怠感が起こる場合があるともしている
未承認薬等に関する情報海外製の内服薬、ミノキシジルの内服薬、濃度15%の外用薬は、国内で承認されていない。名前に「国内製」と付く発毛プランにも、ミノキシジルの内服薬が含まれる。濃度5%の外用薬は、公式サイトの成分表では国内製とされているが、よくある質問には、ミノキシジルの外用薬に日本製の医薬品はないとの記載がある。届く製品は診察のときに確かめる。薬ごとの表示は下の表のとおり

未承認薬の表示

公式サイトの各プランのページにある表示は、薬ごとに次のとおりです。

海外製のフィナステリド(内服)
承認の状況国内未承認
国内の承認薬同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(フィナステリド錠など)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は1錠1.3mgで、国内承認薬とは成分量が異なる
海外での安全性の情報公式サイトは、米国ではFDA(食品医薬品局)に承認されているとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり
海外製のデュタステリド(内服)
承認の状況国内未承認
国内の承認薬同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(デュタステリドカプセルなど)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は亜鉛を含み、国内承認薬と完全に同じ成分ではない
海外での安全性の情報公式サイトは、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり
ミノキシジル(内服)
承認の状況内服薬としては国内未承認
国内の承認薬国内で承認されているのは、頭皮に塗る濃度1%と5%の外用薬。同じ成分の内服薬に国内承認薬はない
海外での安全性の情報公式サイトは、米国ではFDAが高血圧の治療薬として承認しているものの、AGAの治療を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の表のとおり
ミノキシジル外用15%
承認の状況国内で承認されているのは濃度5%以下の外用薬で、5%を超えるものは未承認
国内の承認薬同じ成分の外用薬は、濃度5%以下のものが発毛薬として承認されている
海外での安全性の情報公式サイトは、米国でFDAがAGA治療薬として承認しているのは濃度5%以下のものとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている
どの未承認薬にも共通する表示
入手経路公式サイトは、厚生局の手続きを経て医師が輸入したものと説明している
救済制度重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象にならないと明示されている

未承認の薬の注意点は、厚生労働省の「あやしいヤクブツ連絡ネット」で確かめてください。治療を受けるかどうか、どの薬を使うかは、医師の診察を受けて決めてください。

公式サイトの確認先

次のリンクは広告リンクではありません。

参考にした一次情報

内容を確認するときは、各機関が公開する最新版もあわせてご覧ください。