運営は会社、診療は医療法人

レバクリの公式サイトによると、レバクリはレバレジーズ株式会社が運営するオンライン診療のサービスで、診療は提携先の医療法人社団リフィルパートナーズ(リフィルクリニック、東京都渋谷区)が行います。「特定商取引法に基づく表記」の事業者も、この医療法人です。厚生労働省の医療情報ネットには、同じ名称と所在地の診療所が載っています(2026年10月14日時点)。海外製の薬は国内未承認で、重い副作用が出ても救済制度の対象外であることが、公式サイトのプランのページに明示されています。

運営する会社と、診療を行う医療機関

オンライン診療のサービスでは、予約や支払いの仕組みを運営する会社と、実際に診療を行う医療機関が別のことがあります。レバクリの公式サイトの「特定商取引法に基づく表記」などには、次のように書かれています。

サービスの運営 レバレジーズ株式会社。レバクリは同社が運営するオンライン診療のプラットフォームサービスとされている
診療を行う医療機関 提携先の医療法人社団リフィルパートナーズ(リフィルクリニック)
所在地 東京都渋谷区渋谷一丁目6番8号 渋谷井上ビル5階
特定商取引法に基づく表記の事業者 医療法人社団リフィルパートナーズ。運営統括責任者の氏名、電話番号、メールアドレスも載っている
問い合わせ 公式サイトの問い合わせフォーム。対応時間は平日10時〜17時(土日祝と年末年始は休み)

公式サイトでは、診療は提携先の医療機関が行うとされています。申込みの前に確かめるときは、運営会社の名前ではなく、この医療機関の名前で調べてください。

医療情報ネットで医療機関を確かめる

医療情報ネット(ナビイ)は、病院や診療所が都道府県に報告した情報を、厚生労働省が全国分をまとめて公開している仕組みです。調べ方は、記事「医療機関と医師を公的な情報で確認する方法」にあります。

「リフィルクリニック」で検索すると、京都市にある別の診療所も表示されます(2026年10月14日時点)。渋谷区の「医療法人社団リフィルパートナーズ リフィルクリニック」を選んでください。この診療所の所在地は、公式サイトと同じ渋谷区渋谷一丁目6番8号で、診療科目は内科、皮膚科、美容皮膚科と表示されています。

載っているのは医療機関が報告した情報で、診療の内容や薬の安全性を示すものではありません。医療情報ネットは、医療機関の報告の状況によって、最新の内容が反映されていない場合があるとしています。名称と所在地が一致するかを、ご自身でも確かめてください。

担当の医師を確かめる

公式サイトのよくある質問によると、診察を担当する医師は選べません。事前の問診の内容を踏まえて、医師が割り当てられます。

医師の資格は、厚生労働省の「医師等資格確認検索」で確かめられます。検索には、職種と性別、医師の氏名(名字と名前の両方)が必要です。よくある質問によると、予約した時間のビデオ通話には、カウンセラーか医師が入ります。相手が医師かどうかと、医師の氏名を確かめて控えてください。

男性AGAのページには、サービスを監修している医師の氏名と経歴が載っています。この氏名は、「特定商取引法に基づく表記」の運営統括責任者と同じです。この医師の資格も、同じ検索で確かめられます。

薬はどこから来るか

公式サイトのプランのページは、海外製の薬について、厚生局の正式な手続きを経て医師が輸入したものと説明しています。この手続きを経た薬も、国内では承認されていません。重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象にならないことが、同じページに明示されています。海外製と国内製の違いは、記事「レバクリの海外製と国内製の薬 成分量、承認、料金の違い」にあります。

申込み前に確かめること

以下は、公式サイトと公的な情報を踏まえた、このサイトからの提案です。

  • 診療を行う医療機関の名称と所在地が、公式サイトと医療情報ネットで一致しているか
  • 問い合わせの方法と受付の時間、体調が変わったときの連絡先
  • ビデオ通話に入った相手が医師かどうかと、医師の名前(あとで資格を確かめられるように)
  • 処方される薬が国内で承認された薬か、未承認の薬か
  • 支払いの条件と、定期配送の解約の期限

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レバクリの基本情報と注意点

2026年10月14日に確認したレバクリの公式サイトの記載です。料金や条件は変わることがあります。申込みの前に、公式サイトの最新の表示を確かめてください。

診療を行う医療機関医療法人社団リフィルパートナーズ(リフィルクリニック、東京都渋谷区渋谷一丁目6番8号 渋谷井上ビル5階)。予約と受診のサービスを運営しているのはレバレジーズ株式会社
治療内容医師がビデオ通話で診察し、処方された薬が自宅などに届く。男性AGAで扱う薬は、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの内服薬(2つの成分を1錠にした合剤を含む)と、ミノキシジルの外用薬。公的医療保険が使えない自由診療
標準的な費用オンライン診療の診察料は0円(対面診療になった場合は別にかかる)。内服薬の薬代は、1か月ごとの定期配送で1回3,465円から10,395円(配送料は別)で、薬と製造国によって変わる。まとめて受け取るほど1か月あたりの額は下がるが、1回に支払う額は大きくなる。配送料は1回550円(6か月ごと以上の定期配送は1,100円)。外用薬の薬代は、ミノキシジル外用5%が1本6,232円、ミノキシジル外用15%が1本9,394円
主なリスク・副作用公式サイトが薬ごとに挙げている副作用は、次のとおり。
  • フィナステリド、デュタステリド(内服)は、男性機能の低下(性欲の減退、ED、精液の量の減少など)、肝機能障害。海外で報告されているものとして、性機能障害(持続するものを含む)、抑うつ、自殺念慮、じんましん、乳房の肥大や圧痛など
  • ミノキシジル(内服)は、初期脱毛、多毛症(ひげや産毛などの体毛が濃くなる)、血圧の低下、心拍数の増加、動悸、頭痛、めまい、体重の増加、手足のむくみなど。海外で報告されているものとして、頭皮のかゆみや炎症、胸痛、低血圧など
  • ミノキシジル(外用)は、皮膚の赤み、かゆみ、フケなど
内服薬の全般について、むくみ、頭痛、めまい、倦怠感が起こる場合があるともしている
未承認薬等に関する情報海外製の内服薬、ミノキシジルの内服薬、濃度15%の外用薬は、国内で承認されていない。名前に「国内製」と付く発毛プランにも、ミノキシジルの内服薬が含まれる。濃度5%の外用薬は、公式サイトの成分表では国内製とされているが、よくある質問には、ミノキシジルの外用薬に日本製の医薬品はないとの記載がある。届く製品は診察のときに確かめる。薬ごとの表示は下の表のとおり

未承認薬の表示

公式サイトの各プランのページにある表示は、薬ごとに次のとおりです。

海外製のフィナステリド(内服)
承認の状況国内未承認
国内の承認薬同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(フィナステリド錠など)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は1錠1.3mgで、国内承認薬とは成分量が異なる
海外での安全性の情報公式サイトは、米国ではFDA(食品医薬品局)に承認されているとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり
海外製のデュタステリド(内服)
承認の状況国内未承認
国内の承認薬同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(デュタステリドカプセルなど)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は亜鉛を含み、国内承認薬と完全に同じ成分ではない
海外での安全性の情報公式サイトは、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり
ミノキシジル(内服)
承認の状況内服薬としては国内未承認
国内の承認薬国内で承認されているのは、頭皮に塗る濃度1%と5%の外用薬。同じ成分の内服薬に国内承認薬はない
海外での安全性の情報公式サイトは、米国ではFDAが高血圧の治療薬として承認しているものの、AGAの治療を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の表のとおり
ミノキシジル外用15%
承認の状況国内で承認されているのは濃度5%以下の外用薬で、5%を超えるものは未承認
国内の承認薬同じ成分の外用薬は、濃度5%以下のものが発毛薬として承認されている
海外での安全性の情報公式サイトは、米国でFDAがAGA治療薬として承認しているのは濃度5%以下のものとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている
どの未承認薬にも共通する表示
入手経路公式サイトは、厚生局の手続きを経て医師が輸入したものと説明している
救済制度重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象にならないと明示されている

未承認の薬の注意点は、厚生労働省の「あやしいヤクブツ連絡ネット」で確かめてください。治療を受けるかどうか、どの薬を使うかは、医師の診察を受けて決めてください。

公式サイトの確認先

次のリンクは広告リンクではありません。

参考にした一次情報

内容を確認するときは、各機関が公開する最新版もあわせてご覧ください。