レバクリの公式の成分表によると、海外製のフィナステリドは1錠1.3mgで、国内製は1mgです。海外製のデュタステリドは0.5mgに亜鉛1mgを含み、国内製は0.5mgです。海外製の内服薬は国内では未承認で、公式サイトは、医師が厚生局の手続きを経て輸入したものと説明しています。未承認の薬は、重い副作用が出ても国の医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。ミノキシジルの内服薬は、海外製だけの取扱いです。
プランの名前で見分ける
公式サイトのプランは、国内製の薬を使うものの名前に「[国内製]」が付いています。付いていないプランの内服薬は海外製です。ただし、「[国内製]発毛プラン」と「[国内製]発毛プランEX」で国内製なのは、フィナステリドとデュタステリドだけです。組み合わせるミノキシジルの内服薬は海外製で、国内では承認されていません。
| 育毛プラン | フィナステリドの内服薬(海外製、国内未承認) |
|---|---|
| [国内製]育毛プラン | フィナステリドの内服薬(国内製) |
| 育毛プランEX | デュタステリドの内服薬(海外製、国内未承認) |
| [国内製]育毛プランEX | デュタステリドの内服薬(国内製) |
| 発毛プラン | フィナステリドとミノキシジルを1錠にした合剤(海外製、国内未承認) |
| [国内製]発毛プラン | 国内製のフィナステリドと、海外製のミノキシジルの内服薬(国内未承認) |
| 発毛プランEX | デュタステリドとミノキシジルを1錠にした合剤(海外製、国内未承認) |
| [国内製]発毛プランEX | 国内製のデュタステリドと、海外製のミノキシジルの内服薬(国内未承認) |
成分の量の違い
公式サイトの成分表(2026年8月17日更新)に載っている量は、次のとおりです。各プランのページでは、内服薬はどれも1日1回1錠を飲む薬とされています。
| フィナステリド | 海外製は1錠1.3mg、国内製は1錠1mg |
|---|---|
| デュタステリド | 海外製は1錠0.5mgで亜鉛1mgを含む。国内製は1錠0.5mg |
| ミノキシジル(内服) | 海外製の1錠5mgだけ |
| 合剤(海外製) | 1錠にフィナステリド1mgとミノキシジル5mg、または1錠にデュタステリド0.5mgとミノキシジル5mg |
| ミノキシジル(外用) | 濃度5%は国内製、濃度15%は海外製 |
公式サイトのよくある質問は、海外で作られた薬も、日本で作られている薬と成分や用法は同じとしています。一方で、各プランのページの表示は、海外製のフィナステリドについて「国内承認薬と成分量が異なっています」、海外製のデュタステリドについて亜鉛を含み国内承認薬と完全に同じ成分ではないとしています。合剤の発毛プランのページにも海外製のフィナステリドの成分量が異なるとの表示がありますが、成分表では、合剤に含まれるフィナステリドは1錠1mgです。
外用薬の扱いには、公式サイトの中で食い違いがあります。成分表は濃度5%の外用薬を国内製としていますが、よくある質問には、ミノキシジルの内服薬と外用薬に日本製の医薬品はないとの記載があります(2026年10月時点)。届く製品の名前と、国内で承認された製品かどうかは、診察のときに確かめてください。
承認と救済制度の違い
海外製の内服薬は、国内では承認されていません。公式サイトは、厚生局の正式な手続きを経て医師が輸入したものと説明しています。そのうえで、個人輸入で手に入れる薬はこうした確認がないため、安全性や効能に注意が必要で、クリニックで処方される薬とは別のものだとしています。医師が輸入した薬でも、国が有効性や安全性を審査して承認した薬ではありません。個人輸入の注意点は、記事「医薬品の個人輸入を考える前に確認したいこと」にあります。
国内で承認されていない薬は、重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。公式サイトも、各プランのページでそのことを明示しています。国内製のフィナステリドとデュタステリドについて、公式サイトは、国内製のジェネリック医薬品(後発医薬品)と説明しています。
男性AGAのページは、第三者機関による有効成分の検査で、有効成分が正しく含まれていることを確認しているとしています。検査の対象はページ上の画像で示された薬で、検査の範囲や結果の詳しい内容は載っていません(2026年10月時点)。
納品の状況によっては、メーカーや剤形の違う代替薬が届くことがあります(公式サイトの注意書き)。薬が届いたら、名前と数量を確かめてください。
料金の違い
同じ成分のプランでも、海外製と国内製で薬代が違います。公式サイトに載っている税込の薬代は、次のとおりです(配送料は別)。
| フィナステリド | 1か月ごとの定期配送で、海外製は3,465円、国内製は5,445円。12か月ごとでは、海外製は16,197円、国内製は41,345円 |
|---|---|
| デュタステリド | 1か月ごとで、海外製は4,950円、国内製は6,435円。12か月ごとでは、海外製は37,587円、国内製は48,863円 |
| フィナステリドとミノキシジル | 1か月ごとで、海外製の合剤は5,940円、国内製のフィナステリドを使うプランは7,425円。12か月ごとでは、19,800円と56,380円(合剤の12か月ごとは、公式サイトでは「レバクリ発毛プラン」の名前で載っている) |
| デュタステリドとミノキシジル | 1か月ごとで、海外製の合剤は6,930円、国内製のデュタステリドを使うプランは10,395円。12か月ごとでは、52,621円と78,932円 |
海外製は国内では承認されておらず、重い副作用が出ても救済制度の対象になりません。成分量も国内承認薬と違います。24か月ごとの定期配送は、海外製のプランだけにあります。処方する薬の種類と数は、医師の診察の結果で決まるとされています。
選ぶ前に医師に確かめること
以下は、公式サイトの記載を踏まえた、このサイトからの提案です。
- 処方される薬の成分と1錠あたりの量、海外製か国内製か
- 国内で承認された薬か。未承認の薬なら、同じ成分の国内承認薬があるのに、それを選ぶ理由
- 副作用が出たときの相談先と、救済制度の対象になるかどうか
- ミノキシジルの内服薬を含むプランか(名前に「国内製」と付くプランにも含まれる)
- 届いた薬の名前と数量が、診察で説明された内容と一致しているか
次に読む
レバクリの基本情報と注意点
2026年10月14日に確認したレバクリの公式サイトの記載です。料金や条件は変わることがあります。申込みの前に、公式サイトの最新の表示を確かめてください。
| 診療を行う医療機関 | 医療法人社団リフィルパートナーズ(リフィルクリニック、東京都渋谷区渋谷一丁目6番8号 渋谷井上ビル5階)。予約と受診のサービスを運営しているのはレバレジーズ株式会社 |
|---|---|
| 治療内容 | 医師がビデオ通話で診察し、処方された薬が自宅などに届く。男性AGAで扱う薬は、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの内服薬(2つの成分を1錠にした合剤を含む)と、ミノキシジルの外用薬。公的医療保険が使えない自由診療 |
| 標準的な費用 | オンライン診療の診察料は0円(対面診療になった場合は別にかかる)。内服薬の薬代は、1か月ごとの定期配送で1回3,465円から10,395円(配送料は別)で、薬と製造国によって変わる。まとめて受け取るほど1か月あたりの額は下がるが、1回に支払う額は大きくなる。配送料は1回550円(6か月ごと以上の定期配送は1,100円)。外用薬の薬代は、ミノキシジル外用5%が1本6,232円、ミノキシジル外用15%が1本9,394円 |
| 主なリスク・副作用 | 公式サイトが薬ごとに挙げている副作用は、次のとおり。
|
| 未承認薬等に関する情報 | 海外製の内服薬、ミノキシジルの内服薬、濃度15%の外用薬は、国内で承認されていない。名前に「国内製」と付く発毛プランにも、ミノキシジルの内服薬が含まれる。濃度5%の外用薬は、公式サイトの成分表では国内製とされているが、よくある質問には、ミノキシジルの外用薬に日本製の医薬品はないとの記載がある。届く製品は診察のときに確かめる。薬ごとの表示は下の表のとおり |
未承認薬の表示
公式サイトの各プランのページにある表示は、薬ごとに次のとおりです。
| 承認の状況 | 国内未承認 |
|---|---|
| 国内の承認薬 | 同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(フィナステリド錠など)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は1錠1.3mgで、国内承認薬とは成分量が異なる |
| 海外での安全性の情報 | 公式サイトは、米国ではFDA(食品医薬品局)に承認されているとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり |
| 承認の状況 | 国内未承認 |
|---|---|
| 国内の承認薬 | 同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(デュタステリドカプセルなど)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は亜鉛を含み、国内承認薬と完全に同じ成分ではない |
| 海外での安全性の情報 | 公式サイトは、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり |
| 承認の状況 | 内服薬としては国内未承認 |
|---|---|
| 国内の承認薬 | 国内で承認されているのは、頭皮に塗る濃度1%と5%の外用薬。同じ成分の内服薬に国内承認薬はない |
| 海外での安全性の情報 | 公式サイトは、米国ではFDAが高血圧の治療薬として承認しているものの、AGAの治療を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の表のとおり |
| 承認の状況 | 国内で承認されているのは濃度5%以下の外用薬で、5%を超えるものは未承認 |
|---|---|
| 国内の承認薬 | 同じ成分の外用薬は、濃度5%以下のものが発毛薬として承認されている |
| 海外での安全性の情報 | 公式サイトは、米国でFDAがAGA治療薬として承認しているのは濃度5%以下のものとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている |
| 入手経路 | 公式サイトは、厚生局の手続きを経て医師が輸入したものと説明している |
|---|---|
| 救済制度 | 重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象にならないと明示されている |
未承認の薬の注意点は、厚生労働省の「あやしいヤクブツ連絡ネット」で確かめてください。治療を受けるかどうか、どの薬を使うかは、医師の診察を受けて決めてください。
公式サイトの確認先
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参考にした一次情報
内容を確認するときは、各機関が公開する最新版もあわせてご覧ください。
- レバクリ「男性AGAのオンライン診療」よくある質問の「海外製の薬は安全ですか?」、代替薬の注意(2026年10月14日に確認)
- レバクリ「お薬成分表」PDF・2026年8月17日更新
- レバクリ「男性AGA 治療薬一覧」プラン名と料金。各プランのページの未承認医薬品等の明示