支払い手続きの前後で扱いが変わる

レバクリの公式サイトによると、男性AGAの診療は、会員登録と予約、事前問診、ビデオ通話での診察、マイページでの支払い手続き、発送の順に進みます。オンライン診察の診察料はかからず、支払うのは薬代と配送料です(代金引換は手数料がかかる。医師の判断で対面の診療が必要になった場合は診察料がかかる)。処方された薬は、支払い手続きをしなければ請求されませんが、支払い手続きの後はキャンセルできません(全額返金保証制度の対象になる場合を除く)。発送は、午前8時までの注文は当日、それ以降は翌日が目安です(祝日と祝日の前日は扱いが異なる)。

全体の流れ

1. 予約 診療内容と日時を選び、会員登録をする。登録したメールに届く4桁の確認コードを入力して予約が完了する
2. 事前問診 診察の前までに、マイページから問診に答える
3. 診察 予約した時間に、マイページからビデオ通話で診察を受ける。処方の内容は、診察の後にマイページで確かめられる
4. 支払い手続き マイページから支払い手続きをし、配送先を入力して決済する
5. 発送と受け取り 自宅のほか、郵便局、コンビニ、日本郵便の宅配ロッカーで受け取れる。受け取り場所の変更は、発送の後に届く日本郵便の通知メールから

予約する

予約は、公式サイトの予約の画面から行います。初めての人は、予約のときに会員登録をします(登録は無料で、Googleアカウントでも登録できる)。メールや電話での予約は受け付けていません。予約のキャンセルは、マイページの「予約」タブの「予約をキャンセル」から手続きします。メールや電話での予約の変更とキャンセルは受け付けていません。

公式サイトは、24時間予約でき、空きがあれば当日の診察もできるとしています。予約の状況によっては、診察が翌日以降になる場合もあります。予約が済んだら、診察の前までに事前問診に答えるよう求めています。

診察を受ける

診察は、スマートフォンかパソコンのビデオ通話で行います。予約の5分前から、マイページの「ビデオチャット診療を開始する」ボタンで入室でき、マイクとカメラの使用を許可します。入室した後は、カウンセラーか医師が入るまで、ほかのタブやアプリを開かずに待つよう案内されています。医師の判断で対面の診療が必要になる場合があり、その場合は診察料がかかるとされています。

予約の時間は15分ごとの枠で、同じ枠に予約した人の中から順番に案内され、診察は枠の時間の中で始まります。予約した時間ちょうどに始まらないことがあり、枠を過ぎる場合は電話で連絡するとされています。担当の医師は選べません。

公式サイトは、診察の当日に用意するものは特にないとしています。厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」では、初診でオンライン診療を行う場合、原則として、顔写真付きの身分証明書(持っていない場合は2種類以上の身分証明書など)で患者の本人確認をします。レバクリでの本人確認の方法と時期は、公開ページの文面では確かめられませんでした(よくある質問には、SMSで「本人確認未完了のご連絡」を送ることがあるとの記載があります)。予約の画面の案内で確かめてください。指針の内容は「オンライン診療の本人確認で準備するもの」にまとめました。

特定商取引法に基づく表記には、診療項目ごとに年齢制限があり、未成年が診療を受けるときは保護者の同意が必要と書かれています。男性AGAの年齢の条件は、公開ページの文面では確かめられませんでした。既往歴などから、医師が処方を適さないと判断した場合は、処方を断ることがあるともしています。

支払い手続きをする

初診や、定期配送を契約していない人の診察では、診察の後に、マイページから支払いの手続きをします。処方する薬の種類と数は、医師の診察の結果で決まり、支払う金額は診療の後に確定するとされています。

支払い方法は、クレジットカード、分割払い、代金引換の3つです。分割払いは、6か月ごと、12か月ごと、24か月ごとの定期配送だけで使え、Visa、Mastercard、JCBのクレジットカードに限られます(デビットカードとプリペイドカードは使えない)。カード会社の分割手数料がかかる場合があり、定期配送を続けるときは、次回発送予定日の前日までに、そのつど支払い手続きが要ります。代金引換は、薬代と配送料に加えて、代金引換手数料550円がかかります。配送料は1回550円で、6か月ごと以上の定期配送は1回1,100円です。

支払い手続きの前 処方された薬は、そのまま決済しなければ請求されない
支払い手続きの後 薬のキャンセルはできない(全額返金保証制度の対象になる場合は返金できる)。届いた薬の返品も受け付けていない(種類や数量が違うなどの不備は、返送したうえで返金か交換)

定期配送を選ぶと、解約するまで、2回目以降は自動で決済と発送が続きます(分割払いの場合は、そのつど支払い手続きが要る)。1か月ごとの場合、2回目は前回の決済から20日後、3回目以降は30日後です。決済日と解約の期限は、記事「レバクリの定期配送 2回目の決済日と解約の期限」にまとめました。

よくある質問によると、請求額が0円の場合などに、カードが使えるかを確かめるため、少額の利用枠を一時的に確保すること(オーソリ)があり、すぐに取り消されるとしています。カード会社によっては、取り消しの反映に数日かかる場合があります。

発送と受け取り

よくある質問に載っている発送の目安は、次のとおりです。地域や配達の状況で、届く日が遅れることがあります。問い合わせても発送日は変えられないとされています。

通常の日 午前8時までの注文は当日、午前8時以降の注文は翌日の発送予定
祝日の前日 午前8時までの注文は当日、午前8時以降の注文は祝日明けの1営業日以内の発送予定
祝日 祝日明けの1営業日以内の発送予定

薬は、自宅のほか、郵便局、コンビニ、はこぽす(日本郵便の宅配ロッカー)で受け取れます。受け取り場所の変更は、発送の後に届く日本郵便の通知メールから自分で手続きします。配送方法や地域によって、使えない場合があります。日本国外への配送はしていません。

配送先を入力するときに、送り主の名前がわかりにくい梱包(プライバシー配送)を選べます。その場合も、配送業者の規定で品名(中身)は記載されます。代金引換を選んだ場合、プライバシー配送は使えません。

2回目以降の診察

よくある質問によると、定期配送は、しばらくは受診しなくても自動で更新されます。処方から一定の期間が過ぎると、健康状態を確かめるため、再受診の案内が届き、再診が必要になります(期間は公開ページに書かれていません)。薬のプランを変えたいときも、受診が必要です。薬が体に合わないときは、直ちに使用を中止し、再診か、かかりつけの皮膚科に相談するよう案内されています。

定期配送を続けている間に再診を受けて新しい処方に切り替える場合は、診察の終了と同時に自動で決済されるとされています。初診と違って、診察の後に支払い手続きをする段階がないため、プランを変えるかどうかは、診察の前に考えておくとよいでしょう。

追加で薬を注文するときは、マイページの「追加注文する」から行います。前回の診察から時間がたっている場合は、もう一度診察を受ける必要があります。

受診と支払いの前に確かめること

以下は、公式サイトの記載を踏まえた、このサイトからの提案です。

  • 本人確認に使える身分証明書と、確認の方法(予約の画面の案内で確かめる)
  • 診察で伝える既往歴、治療中の病気、飲んでいる薬
  • 処方される薬が、国内で承認された薬か、医師が海外から輸入した国内未承認の薬か
  • 支払い手続きの前の、プラン、配送の間隔、金額、2回目の決済日
  • 定期配送の再診で処方を変えると、診察の終了と同時に決済されること
  • 受け取り場所と、プライバシー配送を使うかどうか

次に読む

レバクリの基本情報と注意点

2026年10月14日に確認したレバクリの公式サイトの記載です。料金や条件は変わることがあります。申込みの前に、公式サイトの最新の表示を確かめてください。

診療を行う医療機関医療法人社団リフィルパートナーズ(リフィルクリニック、東京都渋谷区渋谷一丁目6番8号 渋谷井上ビル5階)。予約と受診のサービスを運営しているのはレバレジーズ株式会社
治療内容医師がビデオ通話で診察し、処方された薬が自宅などに届く。男性AGAで扱う薬は、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの内服薬(2つの成分を1錠にした合剤を含む)と、ミノキシジルの外用薬。公的医療保険が使えない自由診療
標準的な費用オンライン診療の診察料は0円(対面診療になった場合は別にかかる)。内服薬の薬代は、1か月ごとの定期配送で1回3,465円から10,395円(配送料は別)で、薬と製造国によって変わる。まとめて受け取るほど1か月あたりの額は下がるが、1回に支払う額は大きくなる。配送料は1回550円(6か月ごと以上の定期配送は1,100円)。外用薬の薬代は、ミノキシジル外用5%が1本6,232円、ミノキシジル外用15%が1本9,394円
主なリスク・副作用公式サイトが薬ごとに挙げている副作用は、次のとおり。
  • フィナステリド、デュタステリド(内服)は、男性機能の低下(性欲の減退、ED、精液の量の減少など)、肝機能障害。海外で報告されているものとして、性機能障害(持続するものを含む)、抑うつ、自殺念慮、じんましん、乳房の肥大や圧痛など
  • ミノキシジル(内服)は、初期脱毛、多毛症(ひげや産毛などの体毛が濃くなる)、血圧の低下、心拍数の増加、動悸、頭痛、めまい、体重の増加、手足のむくみなど。海外で報告されているものとして、頭皮のかゆみや炎症、胸痛、低血圧など
  • ミノキシジル(外用)は、皮膚の赤み、かゆみ、フケなど
内服薬の全般について、むくみ、頭痛、めまい、倦怠感が起こる場合があるともしている
未承認薬等に関する情報海外製の内服薬、ミノキシジルの内服薬、濃度15%の外用薬は、国内で承認されていない。名前に「国内製」と付く発毛プランにも、ミノキシジルの内服薬が含まれる。濃度5%の外用薬は、公式サイトの成分表では国内製とされているが、よくある質問には、ミノキシジルの外用薬に日本製の医薬品はないとの記載がある。届く製品は診察のときに確かめる。薬ごとの表示は下の表のとおり

未承認薬の表示

公式サイトの各プランのページにある表示は、薬ごとに次のとおりです。

海外製のフィナステリド(内服)
承認の状況国内未承認
国内の承認薬同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(フィナステリド錠など)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は1錠1.3mgで、国内承認薬とは成分量が異なる
海外での安全性の情報公式サイトは、米国ではFDA(食品医薬品局)に承認されているとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり
海外製のデュタステリド(内服)
承認の状況国内未承認
国内の承認薬同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(デュタステリドカプセルなど)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は亜鉛を含み、国内承認薬と完全に同じ成分ではない
海外での安全性の情報公式サイトは、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり
ミノキシジル(内服)
承認の状況内服薬としては国内未承認
国内の承認薬国内で承認されているのは、頭皮に塗る濃度1%と5%の外用薬。同じ成分の内服薬に国内承認薬はない
海外での安全性の情報公式サイトは、米国ではFDAが高血圧の治療薬として承認しているものの、AGAの治療を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の表のとおり
ミノキシジル外用15%
承認の状況国内で承認されているのは濃度5%以下の外用薬で、5%を超えるものは未承認
国内の承認薬同じ成分の外用薬は、濃度5%以下のものが発毛薬として承認されている
海外での安全性の情報公式サイトは、米国でFDAがAGA治療薬として承認しているのは濃度5%以下のものとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている
どの未承認薬にも共通する表示
入手経路公式サイトは、厚生局の手続きを経て医師が輸入したものと説明している
救済制度重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象にならないと明示されている

未承認の薬の注意点は、厚生労働省の「あやしいヤクブツ連絡ネット」で確かめてください。治療を受けるかどうか、どの薬を使うかは、医師の診察を受けて決めてください。

公式サイトの確認先

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参考にした一次情報

内容を確認するときは、各機関が公開する最新版もあわせてご覧ください。