レバクリの公式サイトは、薬が体に合わない場合や、体に異常を感じた場合は、使用を中止して、再診か、かかりつけの皮膚科に相談するよう案内しています。再診はマイページから予約し、診察料はかかりません。全額返金保証制度を使う場合は、定期配送の初回の契約日から16日以内の申請などの条件があります。国内で承認されていない薬は、重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。胸の痛みや息苦しさなど緊急性が高いときは、予約を待たずに119番に電話するか、近くの医療機関を受診してください。
公式サイトが挙げている副作用
公式サイトのプランのページと男性AGAのページは、薬ごとに次の副作用を挙げています。海外で報告されているものも、プランのページの未承認医薬品等の表示に載っています。内服薬全般について、かぜ薬などと同じように、むくみ、頭痛、めまい、倦怠感が起こる場合があるともしています。
| フィナステリド、デュタステリド(内服) | 男性機能の低下(性欲の減退、ED、精液の量の減少など)、肝機能障害。海外で報告されているものとして、性機能障害(持続するものを含む)、抑うつ、自殺念慮、じんましん、乳房の肥大や圧痛など |
|---|---|
| ミノキシジル(内服) | 初期脱毛、多毛症(ひげや産毛などの体毛が濃くなる)、血圧の低下、心拍数の増加、動悸、頭痛、めまい、体重の増加、手足のむくみなど。海外で報告されているものとして、頭皮のかゆみや炎症、胸痛、低血圧など |
| ミノキシジル(外用) | 皮膚の赤み、かゆみ、フケなど |
同じ一覧は、記事の最後の「レバクリの基本情報と注意点」にもあります。気分の落ち込みが続くときや、死にたい気持ちがあるときは、すぐに医師に相談してください。
公式サイトは、飲み始めたあとに一時的に抜け毛が増えること(初期脱毛)があると説明しています。初期脱毛かどうかを自分で見分けるのは難しいため、抜け毛の増え方が気になるときは医師に相談してください。体に異常を感じたときは、公式サイトの案内のとおり、使用を中止して相談してください。
最初に連絡するところ
胸の痛みや息苦しさなど緊急性が高いと感じるときは、予約を待たずに119番に電話するか、近くの医療機関を受診してください。
それ以外のときについて、公式サイトのよくある質問は、薬が体に合わない場合は、直ちに服用や塗布を中止して、再診か、かかりつけの皮膚科に相談するよう案内しています。男性AGAのページにも、体に異常を感じたときは使用を中止して、担当の医師に相談するよう書かれています。
| 再診 | マイページから予約する(メールや電話では予約できない)。公式サイトは、初診か再診かにかかわらず診察料は無料としている。対面の診療が必要になった場合は、診察料がかかる。定期配送を続けている間に再診で処方を変えると、診察の終了と同時に新しい薬の代金が自動で決済される |
|---|---|
| かかりつけの皮膚科 | 公式サイトは、かかりつけの皮膚科への相談も案内している |
| 問い合わせフォーム | 薬やサービスの手続きについての問い合わせ用。症状の相談先ではない。対応時間は平日10時〜17時(土日祝と年末年始は休み) |
ほかの医療機関にかかるときは、届いた薬の名前、海外製か国内製か、飲み始めた日を伝えてください。レバクリの海外製の内服薬は国内で承認されていない薬で、国内の薬と成分の量が違うものもあります(記事「レバクリの海外製と国内製の薬 成分量、承認、料金の違い」)。
全額返金保証制度を使う場合
公式サイトの全額返金保証制度は、治療を始めた直後に副作用が出て、服用を続けられないと診断された人に、初回の決済で支払った男性AGAの薬の料金だけを、すべての薬の返送を確かめたあとに返す制度です。返金の手続きより、症状への対応を先にしてください。主な条件と期限は、次のとおりです。
| 対象になる人 | レバクリでの男性AGAの契約(単発の注文を含む)が初めてで、男性AGAのプランを定期配送で決済した人 |
|---|---|
| 申請の期限 | 定期配送の初回の契約日(注文日)を1日目として、16日以内に、公式サイトの申請フォームから申請する |
| 診察 | 申請から4日以内に診察を受け、患者と医師の双方が、副作用のため服用を続けるべきではないと判断する |
| 薬の返送 | 再診から7日以内に、手元の薬(定期配送と、同時に注文した単発の薬)をすべて返送する。梱包の資材と送料は自分で負担する |
| 退会と回数 | レバクリを退会していると対象外。申請は1人1回だけ |
| 対象外の症状 | 医師が、症状を初期脱毛、多毛症、肝機能障害、男性機能の低下、または外用薬によるものと判断した場合 |
申請すると、決済済みの男性AGAの定期配送は解約されます。対象外の症状には、公式サイトが主な副作用として挙げている症状が含まれます。制度のくわしい条件は、記事「レバクリの全額返金保証 対象になる条件と対象外」にまとめました。
定期配送を止める
薬の使用を止めても、定期配送は自動では止まりません。解約の申し出がない限り、選んだ間隔で決済と発送が続きます。解約は、次回発送予定日の前日までに、マイページから行います。支払い手続きが済んだ薬は、解約してもキャンセルできません。
2回目の決済は、1か月ごとの定期配送の場合、前回の決済から20日後です。決済日と解約の期限は、記事「レバクリの定期配送 2回目の決済日と解約の期限」にあります。
救済制度の対象になるか
医薬品副作用被害救済制度は、薬を適正に使ったにもかかわらず、入院が必要な程度の病気などの重い健康被害が出たときに、医療費などを給付する公的な制度です。窓口はPMDA(医薬品医療機器総合機構)です。
国内で承認されていない薬は、この制度の対象になりません。レバクリの公式サイトも、海外製の内服薬、ミノキシジルの内服薬、濃度15%の外用薬について、救済制度の対象外であることを明示しています。濃度5%の外用薬は、公式サイトのページに救済制度の扱いの表示がなく、国内製か海外製かの記載も食い違っています。国内製のフィナステリドとデュタステリドのように国内で承認された薬でも、使い方などによって対象にならない場合があります。対象になるかどうかの相談先は、PMDAの救済制度の窓口です。制度のあらましは「医薬品副作用被害救済制度の基礎知識」にあります。
公的な相談先
治療の内容や医療機関の対応に疑問があるときは、都道府県などが設置する医療安全支援センターに相談できます。定期配送の解約や請求など、契約の困りごとは、消費者ホットライン「188」から最寄りの消費生活センターにつながります。窓口の使い分けは「治療や契約で困ったときに相談できる公的な窓口」にまとめました。
副作用と疑われる症状の情報は、患者や家族がPMDAに直接報告することもできます(患者副作用報告)。報告は安全対策に使われるもので、症状への助言や対処は行われません。今ある症状は、まず医療機関に相談してください(「副作用かもしれないと思ったときの相談先と報告の仕組み」)。
連絡の前に手元に用意するもの
以下は、公式サイトの記載を踏まえた、このサイトからの提案です。
- 届いた薬の名前、海外製か国内製か、1錠あたりの量
- 使い始めた日、症状が出た日と、その後の経過のメモ
- ほかに飲んでいる薬や、治療中の病気
- 定期配送の初回の契約日(返金保証の申請期限の起点)と、次回発送予定日
次に読む
レバクリの基本情報と注意点
2026年10月14日に確認したレバクリの公式サイトの記載です。料金や条件は変わることがあります。申込みの前に、公式サイトの最新の表示を確かめてください。
| 診療を行う医療機関 | 医療法人社団リフィルパートナーズ(リフィルクリニック、東京都渋谷区渋谷一丁目6番8号 渋谷井上ビル5階)。予約と受診のサービスを運営しているのはレバレジーズ株式会社 |
|---|---|
| 治療内容 | 医師がビデオ通話で診察し、処方された薬が自宅などに届く。男性AGAで扱う薬は、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの内服薬(2つの成分を1錠にした合剤を含む)と、ミノキシジルの外用薬。公的医療保険が使えない自由診療 |
| 標準的な費用 | オンライン診療の診察料は0円(対面診療になった場合は別にかかる)。内服薬の薬代は、1か月ごとの定期配送で1回3,465円から10,395円(配送料は別)で、薬と製造国によって変わる。まとめて受け取るほど1か月あたりの額は下がるが、1回に支払う額は大きくなる。配送料は1回550円(6か月ごと以上の定期配送は1,100円)。外用薬の薬代は、ミノキシジル外用5%が1本6,232円、ミノキシジル外用15%が1本9,394円 |
| 主なリスク・副作用 | 公式サイトが薬ごとに挙げている副作用は、次のとおり。
|
| 未承認薬等に関する情報 | 海外製の内服薬、ミノキシジルの内服薬、濃度15%の外用薬は、国内で承認されていない。名前に「国内製」と付く発毛プランにも、ミノキシジルの内服薬が含まれる。濃度5%の外用薬は、公式サイトの成分表では国内製とされているが、よくある質問には、ミノキシジルの外用薬に日本製の医薬品はないとの記載がある。届く製品は診察のときに確かめる。薬ごとの表示は下の表のとおり |
未承認薬の表示
公式サイトの各プランのページにある表示は、薬ごとに次のとおりです。
| 承認の状況 | 国内未承認 |
|---|---|
| 国内の承認薬 | 同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(フィナステリド錠など)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は1錠1.3mgで、国内承認薬とは成分量が異なる |
| 海外での安全性の情報 | 公式サイトは、米国ではFDA(食品医薬品局)に承認されているとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり |
| 承認の状況 | 国内未承認 |
|---|---|
| 国内の承認薬 | 同じ成分で同じ効能・効果の国内承認薬(デュタステリドカプセルなど)がある。レバクリでも国内製を扱っている。海外製は亜鉛を含み、国内承認薬と完全に同じ成分ではない |
| 海外での安全性の情報 | 公式サイトは、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の「主なリスク・副作用」の表のとおり |
| 承認の状況 | 内服薬としては国内未承認 |
|---|---|
| 国内の承認薬 | 国内で承認されているのは、頭皮に塗る濃度1%と5%の外用薬。同じ成分の内服薬に国内承認薬はない |
| 海外での安全性の情報 | 公式サイトは、米国ではFDAが高血圧の治療薬として承認しているものの、AGAの治療を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている。海外で報告されている副作用は、上の表のとおり |
| 承認の状況 | 国内で承認されているのは濃度5%以下の外用薬で、5%を超えるものは未承認 |
|---|---|
| 国内の承認薬 | 同じ成分の外用薬は、濃度5%以下のものが発毛薬として承認されている |
| 海外での安全性の情報 | 公式サイトは、米国でFDAがAGA治療薬として承認しているのは濃度5%以下のものとしたうえで、国内承認薬と違って、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとしている |
| 入手経路 | 公式サイトは、厚生局の手続きを経て医師が輸入したものと説明している |
|---|---|
| 救済制度 | 重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象にならないと明示されている |
未承認の薬の注意点は、厚生労働省の「あやしいヤクブツ連絡ネット」で確かめてください。治療を受けるかどうか、どの薬を使うかは、医師の診察を受けて決めてください。
公式サイトの確認先
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参考にした一次情報
内容を確認するときは、各機関が公開する最新版もあわせてご覧ください。
- レバクリ「よくあるご質問」AGAの治療薬の副作用、診察が必要な場合、予約の方法、定期配送の解約(2026年10月14日に確認)
- レバクリ「男性AGAのオンライン診療」診察料、体に異常を感じたときの案内、全額返金保証制度の適用条件
- レバクリ「特定商取引法に基づく表記」問い合わせ先と対応時間
- PMDA「医薬品副作用被害救済制度の給付対象」対象になる健康被害と、対象にならない場合
- PMDA「患者の皆様からの医薬品副作用報告」
- 厚生労働省「医療安全支援センター運営要領」PDF・改正後全文